お知らせ

2021/07/05 16:23

我が家の最初の犬は、もう30年近く前、主人の事務所前に毎日通ってくる放浪犬でした。
1週間通い詰めてくる間に覚悟を決め迎えることにしましたが、健康診断でフィラリア症が発覚、即日手術で26匹の犬糸状菌を摘出しました。現在のようにフィラリアの薬がなく手術が出来る病院だったことはラッキーなことでした。

その後も手術の影響か心臓が弱く、他にアレルギー、胃腸虚弱、腰痛、10才を超える頃に白内障や前庭疾患と色んな病気に悩まされ病院通いが常習になりました。

病院では色んな犬種の飼主さんと話しする機会があり色んな情報を聞くことができました。長年の通院で感じたことは、私の愛犬もそうですが、重篤な病状に苦しむ犬が多い事。犬達は、何故こんなに色んな病気になるのか…

愛犬を保護して14年目の事、何時もの受診で脾臓の腫瘍が診断され余命3週間の診断がされました。
そして、丁度3週間目の朝 息をひきとりました。

犬は病気になっても不満も言わずジッと耐えて、私は病気の発見が遅れたことを後悔しました。
飼主として責任を果たさず、愛犬に苦しい思いをさせた事をです。
そして以前から感じている 何故ペット達の病気がこんなに多いのかを総合的に考え人間も食の乱れが病気に繋がる事と同じ、それ以上に体の小さなペット達は食や環境からの影響を受けることから食餌の内容や個体によって異なる栄養のバランスの重要性を認識して行かなくてはと思うのです。